| ●漢方とは? |
| 現代医学とどう違う? 病名ではなく証を見ます。 |
病気の原因を局所的・機械的・分析的に判定する現代医学に対して、漢方では全身的・人間的・総合的に理解しようと試みます。
体のどこかに不調があって病院を訪ねたとしましょう。
例えば、のぼせや異常な発汗、動悸、冷え性など、目立たないかも知れないけれど本人にとっては大変つらい症状です。
ところが検査数値や放射線・CT撮影では異常が見つからず「病名」がわからないということになります。
こうなっては治療の対象になりにくいものです。いわゆる「不定愁訴(ふていしゅうそ)」です。
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一方漢方では、症状と患者さんの苦痛があれば、数値や写真で確定できないものでも「未病」ととらえて治療します。
原因を体の不調和と考えて、体のバランスを整える全体的な治療を行います。 「未病」を治すことは予防医学にもつながります。
血が滞る「血お」が原因の肩こりや頭痛をその時点で治しておけば、将来動脈硬化や脳硬塞などにつながる可能性を断つことができるのです。 |
漢方治療の基本は「証」を立てることです。
現代医学で同じ病名に括られても、「証」が異なれば違う薬を処方します。
これを「同病異治」といいます。
主症状以外の周辺的な症状、体質、季節、病気の変化などの要素が治療方針の決定には欠かせません。 |
反対に、異なる病気であっても同じ処方がなされることもあります。
これを「異病同治」といいます。たとえば風邪薬として有名な葛根湯は、肩こり・神経痛・じんましんの患者さんにも用います。
その人の病態を示す「証」が同じだからです。実際の漢方治療では「証」の変化を見極めつつ細やかに使う漢方薬を変えていきます。 |
おもしろいのは「飲みやすい、美味しいとさえ感じていた薬の味が急に変わった」という患者さんの話を聞いて診察してみたら、「証」が変わって薬の処方を変える時期になっていることが多いことです。
もちろん症状が安定期にはいった場合や、慢性化した病気には、同じ漢方薬を長く飲み続けることもあります。
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| ※証:中医学・漢方医学の治療指針となるべくもので、西洋医学で言うところの病名(診断名)に相当するもの。一般的に、証は弁証といわれる、脈診、問診、触診などから導き出され、病の状態を現す。 |
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| ●漢方医学の治療方法 |
| 漢
方 薬 |
植物、動物、鉱物など、自然の素材(生薬)だけでつくります。椿漢方クリニックでは普通20種類以上の生薬を組み合わせて煎じています。 |
| 針 灸 |
針の刺激や灸の熱刺激を、ツボにあたえます。漢方では、体の表面には五臓六腑を循環するエネルギーのみちすじがあると考え、「経絡」とよんでいます。 |
| 経絡指圧 |
ツボを指などで押して刺激します。揉んだり押したりしてリラクゼーション効果を高め、体の機能を調整します。当院では日本人整体師が担当いたします。 |
| ※ツボ |
「経絡」の上にある経穴というポイントのことで、刺激を加えると気血の流れがよくなります。これにより患者さん自身の持っている自然治癒力をひきだします。当院では一回用の衛生的な針を使用し、院長が直接針治療を行っています。 |
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| ●漢方で治す |
漢方はほとんどの病気、疾患に効果があります。
風邪や消化不良、赤ちゃんの夜泣きなどたいへん身近な症状から、現代医学では治療が難しい慢性の病気や、治療の対象になりにくい不定愁訴(ふていしゅうそ)まで、漢方での治療が可能です。 |
ただし、外傷や急性心筋梗塞、脳硬塞など緊急の疾患については、当然現代西洋医学による処置が優先されます。
また慢性疾患のなかでも高血圧、高脂血症、糖尿病、各種がんなどは、現代医学的治療を受けながら、漢方の自然治癒力、免疫力を高める働きを補助的に利用することが望ましいと考えます。 |
| 椿漢方クリニックでは次のような疾患に多くの成果を上げています。 |
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| <漢方が効くおもな疾患> |
| からだが弱っている |
疲労・夏バテ・虚弱体質 |
| 胃腸の障害、疾患
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胃下垂・慢性胃炎・胃、十二指腸潰瘍 |
| 心身のトラブル |
ストレス・神経痛・慢性頭痛・肩こり・腰痛・不眠症・低血圧・眼精疲労 |
| 生活習慣による病気や症状 |
肥満・高血圧・糖尿病 |
| 身近な病気や症状 |
風邪・下痢・便秘・過敏性腸症候群・めまい・動悸、息切れ |
| 小児科 |
子供の発育不振・多動症(注意欠陥)・夜尿症・夜泣き |
| 女性の悩み |
更年期障害・冷え性・生理痛や月経異常・不妊症・つわり・産後の回復・にきびや肌荒れ・尿失禁 |
| 泌尿器科 |
膀胱炎・勃起障害 |
| アレルギー疾患 |
アトピー性皮膚炎・鼻炎・花粉症・喘息 |
| 予防と回復 |
認知証予防・術後の体力回復 |
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| ここで取り上げたもの以外にも漢方で治療できる病気はたくさんあります。個々のケースについては「お問い合わせ」または電話でご相談ください。 |
| ●体に優しい食材選びのコツ |
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◆寒・涼の食材
からだを冷やし、鎮静、消炎作用のある寒・涼の食材は、のぼせやすい人や、高血圧の人に効果がある。
なす、白菜、ほうれん草、トマト、セロリ、きゅうり、大根、ごぼう、こんにゃく、たけのこ、スイカ、のり、かき、しじみ、あさり、そば、塩、小麦、はとむぎ |
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◆平の食材
温熱、寒涼のどちらにも属さない、身体に対してマイルドな食材です。
じゃがいも、里芋、山芋、トウモロコシ、そら豆、キャベツ、しいたけ、キクラゲ、ごま、大豆、小豆、豚肉、鶏卵、梅、リンゴ、びわ |
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◆温・熱の食材
からだを温め、興奮作用のある温・熱の食材は、貧血や冷え性で悩む人に効果がある。
ねぎ、にら、にんにく、しょうが、しそ、かぼちゃ、人参、玄米、もち米、くるみ、鶏肉、牛肉、まぐろ、いわし、あじ、えび、栗、さくらんぼ、桃、唐辛子、こしょう、酢 |
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◆「食養生」のすすめ
ふだんの食事の食材選びや味つけ、栄養バランスを考え、健康を維持すること。
食事によって病気を治療することを「食療」ともいう。
【寒・涼の料理例】
トマトやきゅうり、スイカなどのトッピングと小麦が主原料の「冷し中華」は寒・涼の食材を使った代表的な料理
【温・熱の料理例】
にら、にんにく、鶏のレバーで作る「レバにら炒め」で身体はほかほか温まる。 |
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どう治す? 〜漢方症例別〜 |
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